夫との死別 突然死が起きたあの日

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去年の秋頃、夫はいつも通りの日常のある日、 突然死にて他界しました。

年齢はまだ33歳でした。

26歳の私はいま、10ヶ月の赤ちゃんと共にこの世に取り残され、彼との死別を否応なしに経験することになったのです。

その日のことは、一生忘れられません。

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最愛の夫との死別 突然死が発生した日


彼は仕事が終わった後から出かけ、帰って来たのは深夜2時を過ぎた頃合いだったようです。リビングのソファでゆっくりしながら、少しまた1人で晩酌をし、そのままうたた寝をしていたと思われます。

同じ頃合い、夜中たまたま起きた私は、時計を見ると夜中の3時。

ふと隣を見るといつもいる夫がいなく、まだ帰って来ていないことに気づきました。気になった私は彼に連絡をしますが、私が寝入る前からも連絡が途絶えていたっきりでやはり返信はなく。。
少し外に出て家の周りを探してみようと思った私は、そのまま寝室から出、途中リビングの電気も消えていることを横目で見つつ、そのまま外へ出ました。

しばらく家の前をふらふらーっとしながら、夫が丁度帰ってくるのが見えないか、あちらこちらをキョロキョロ見、しばらく辺りを見回していること15分間程でしょうか。
少し肌寒くなった冷たい風を時々感じながら、夫の姿が見えるのを今か今かと待っていました。
その日は星もきれいに光っている夜でした。
とても記憶が鮮明にあり、あの深夜の星空を、一生忘れることはないと思います。

夫は結局その時には帰ってこなかったので、リビングに行って何か飲み物を飲みながら待とうと思い、キッチンの簡易電気をつけたところ、夫はソファで横になっていたのを確認しました。

あーなんだ、もう帰って来てたんだ!あれだけ外寒いなか待ってたのに、、!

私はそう思って、すやすや寝てるようにソファにもたれかかっている彼を見て、無事帰ったきていたのがわかり安堵した気持ちと、拍子抜けしたような気持ちが混ざって、一気に身体の力が抜けてしまいました。同じく彼の横に座ろうとして近づいた矢先のことでした。

彼の唇の色に違和感を覚え、なんだか様子がおかしいとわかり、すぐにキッチンの電気をつけたところ、彼の唇が血の気をひいたような色に変わっており、そこからは、ほとんどパニックで記憶が曖昧になっています。

急ぎ救急車を呼び、できる限りのことをしつつ、いつもみたく返事を返して欲しい、目を開けてほしい、手でも足でもいいから反応して!と、必死に彼に呼びかけていました。

しかし、いくら声をかけても、彼は全く返事を返しませんでした。

この時には、夫はすでに突然死という病名で亡くなっていたのです。


夫との死別 突然死の受け入れ方とは



あの時のことを思い出そうとするだけで、胸がズタズタズタに張り裂けそうに痛み、世界が終わってしまいそうな、目の前が真っ暗になる錯覚や息苦しさを覚えます。


悲しい、という気持ちでは表現しきれないほどの心の痛みを感じます。


今わかるのは、私が夜中目覚めた時には彼はもうリビングにいたということ、いくらあの夜空の下で彼の帰りを待っていても、戻って来る姿を見ることは出来なかったということです。


そして、今一度ハッキリしていることは、もう二度と彼に会えないということです。


この死別の受け入れ方とは、、、?


私はまだまだ受け入れられていません。
彼との最後を思い出すのは、心の痛みばかりを覚える為、考えないようにしてしまいます。

これは逃げなのでしょうか。。


助けてあげられなかった、という彼への申し訳なさ、大きな大きな後悔、心の痛みから逃げたいあまり、思い出さないようにしてしまいます。


もし、同じような境遇の方で、現実を受け入れて一歩ずつ進んでいるよ!という方がいれば、ぜひとも叱咤激励のコメントを頂けると嬉しいです。

そんな私ですが、それでも必死に生きています。

同じく苦しく悲しい思いをしている方、共に生きましょう。


とてもとても悲しいけれど、とりあえずなんとか生きているだけで、私たちの人生は進んでいきます。
大切な大切な、亡くしてしまった人の分も強く逞しく生きるために。

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コメント

  1. May より:

    5月23日に最愛の夫を亡くしました。
    19日の朝、出勤して約10分後には事故に遭い、意識が戻らないまま、最後の言葉も交わさずに亡くなりました。
    私たちは歳はいっていますが籍を入れてまだ半年でした。夫の事が本当に大好きで、毎日が幸せでした。

    事故の日から時間だけが目まぐるしく過ぎて、葬儀も終わりましたが心がついていけていないのか、会いたい気持ちが溢れて涙が止まらなくなります。

    会えないことも、話すことも、触れることも出来ないのは分かっているのに、どうしても会いたい、抱きしめたい、抱きしめて欲しいです。

    • yonamama より:

      Mayさん

      コメントありがとうございます。
      とても辛い思いをされ、今もなお深い悲しみの中にいることと思います。

      予期していなかった突然の別れは、心がその現実についていけず、受け入れることは本当に難しいかと思います。

      それでも残酷に時間だけはいつも通り過ぎていくのですよね。私もそうでした。

      これほどに愛した人が突然いなくなってしまったというのに、世界は全く何もなかったかのようにまわっています。

      この残酷なまでの時間が、Mayさんにとってこれからの未来につながる希望になり、何よりもかけがえのない限りあるものとして、ゆっくり前を向いていく為の薬にもなるのだろうと思います。

      時間が解決すると様々な場面で聞きますが、最愛の人との死別は、時間が経ってもなお悲しみはあり続けるのでしょう。

      それでも少しずつ心が元気になるきっかけになるかと思います。

      Mayさんのこれからの未来が、より明るくあたたかいものでありますように!
      心からこれからのご活躍をお祈りしています!

  2. mimi より:

    はじめまして。私もつい10日前に夫が突然亡くなりました。
    辛くて信じられなくて、誰か同じ境遇の方はいないかと、ここにたどり着きました。

    上の娘は2歳、私は今2人目妊娠9ヶ月です。マイホームも購入し、引っ越し目前の出来事でした。
    あまりに急なことで、しかもこんなタイミングで起こるなんて信じられなくて、でもお葬式の準備はやらなければいけなくて、告別式までの数日はついこの前だったのに半分ぐらい記憶がありません。

    こんな状況だったので引っ越しは白紙に戻しました。夫と一緒に選んだお家、リフォームの内容、カーテン家電…辛すぎて今後そのお家に住めるかわかりません。
    色々なキャンセル手続きや契約変更の度に今回のことを説明しなければならず、とても辛いです。

    2人目の誕生と新しいお家を誰よりも楽しみにしていたのは夫でした。これから思い描いていた未来には当たり前のように夫がいました。まだ現実を受け入れられませんが、2歳の娘とお腹の子のために頑張らないとと、それだけで何とか毎日過ごしています。

    • yonamama より:

      mimiさま

      コメントありがとうございます。
      引っ越し間近だったということで、これから益々幸せになろうとしていた矢先のこと、
      亡くしてしまった悲しみは計り知れないものがあろうかと思います。

      いまだ現実を受け入れられない。。。本当にその通りだと思います。
      私自身も不安定になる日ももちろんありますが、様々なことが変わり、新たな人生を歩んでいます。

      主様も、いまはまだまだ悲しみのふちを彷徨ってしまうかと思いますが、
      きっとこれから先受け入れられる時がくるのだと思います。

      今は焦らずゆっくりと過ごしてください。
      心より主様のお幸せを願っています。


      yonamama