雨滴の大きさで雨はどう変わる?豪雨や霧雨時の大きさはどれくらい?

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雨滴という言葉は、単純にそのままの漢字の通り、”雨のしずく”を意味します。

秋の季節にやってくるのは秋雨前線や台風によってもたらされる雨。

今年、2016年の秋には台風が連日続き、豪雨となる日が多く発生しています。

そんな中、連日のニュースの中では、豪雨だったり、秋雨だったり霧雨などなど、雨の色々な表現の仕方をしているのを見て、雨の種類は雨滴の大きさによりどんな違いがあるのか?とふと疑問に思ったため、専門外な管理者ですが、納得するまで調べてみました。

本題に入る前の予備知識ですが、雨滴という意味の雨のしずくですが、類義語として同じような意味を表す言葉も多々あり、ニュアンスが若干違うこともわかりました。
雨についてのちょっとした豆知識を一緒にご紹介したいと思います。

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雨滴の類義語にはどんなものがあるの?

・雨粒(あまつぶ・あめつぶ)
⇨「雨粒」は、雨として空から降ってくるひとつひとつの粒状のもの

・雨垂れ(あまだれ)
⇨「雨垂れ」は、軒先などからぽたぽたとしたたり落ちる雨水のしずく

ちなみに「雨滴」は、「雨粒」「雨垂れ」の両方の意味をもちます。

・余滴(よてき)
⇨「余滴」は、雨が降ったあとのしたたりのこと。残りのしずく。

雨滴の大きさは、雨の表現にどんな関係があるの?

雨粒の大きさは、およそ直径が0.5から5ミリくらいのものがあり、通常は1~2ミリくらいで、直径が0.5mmより大きい場合に、雨の形になります。それ以下だとどうなるかというと、落下速度が遅くなり、霧のように空気中に漂う時間が長くなります。

雨粒のいちばん大きい時だと、直径10ミリ前後までになりますが、雨粒が大きくなればなるほど空気抵抗も大きくなり、落下途中で割れてしまいます。

つまり直径およそ10ミリを境目として、より大粒の雨は早く落ち、0.5ミリ以上の雨粒はゆっくり雨として落ちることになります。
それよりも小粒の雨は霧となります。

様々な雨の種類の雨滴の大きさはどれくらい?

1. 土砂降り

大粒の雨が勢い激しく降ること。またその雨。
⇨雨粒の大きさはおよそ3ミリ前後

2.霧雨

霧のように細かい雨のこと。
⇨雨粒の直径およそ0.5ミリ未満

3.豪雨(ごうう)

激しく大量に降る雨のこと、際立って雨の量が多い様子。
⇨北東日本では100ミリメートル、南西日本では一日の降水量が200ミリメートル以上を基本的に豪雨とよぶ

また、一日ではなく短時間での集中した降水量の場合でも豪雨と呼び、特に集中豪雨として呼ばれることが多い。

集中豪雨
同じような場所で数時間にわたり激しく降り、短時間で100mm以上の雨量をもたらす雨のこと。
その為、雨粒の大きさは、集中豪雨の定義には含まれません。

4.梅雨(つゆ,ばいう) 

梅の実が熟すころに降るために「梅雨」と書、時期としては、6月上旬から7月中旬にかけて降る地雨のことを指す。
⇨雨が降る時期を称して梅雨とされるため、雨粒の大きさは定義づけられていない


5.俄雨(にわかあめ)

突然に降り始めるがあっという間に止んでしまう雨
⇨雨の状態に基づいて俄雨とされるため、雨粒の大きさは定義づけらていない

6.夕立(ゆうだち)

夏の夕方に降る激しい雨
⇨雨の状態と時期に基づいて夕立とされるため、粒の大きさは定義づけられていない

7.時雨(しぐれ)

秋の終わり頃から冬の始まりにかけて、ザーッと激しく降り、あっという間にスッキリと晴れまが見える雨。
⇨雨の状態と時期に基づいて夕立とされるため、粒の大きさは定義づけられていない

8.霖雨(りんう)

降ったり止んだりが,数日にもわたり続く雨
⇨雨の状態と時期に基づいて夕立とされるため、粒の大きさは定義づけられていない

まとめ

以上のことから、雨粒の大きさとして、直径0.5ミリ以上のものが雨として形を伴って降ることがわかりました。それ以下の雨粒の場合は、落下速度が極端に遅くなり、霧となり、空中に留まるように現れます。

雨として降る直径10ミリ以上のものに、雨を表現する言葉は数多くありますが、その1つ1つは雨粒の大きさによってではなく、降る時期や状態によりそれぞれに変化していました。




普段は雨が降っても当たり前の日常の光景として受け入れているため、これらのことを考えたり疑問に思うことはなかなかないかと思います。

これからふとした瞬間にでも、今日の雨は何の雨だろう、と考えてみるきっかけになればちょっと面白いかなと思います。時期や状態から、あなたの前で降る今日の雨について考えてみましょう。
四季の移り変わりを感じて趣きがありますね。

さて、今日の雨は、霧雨ですか?俄雨でしょうか?
それとも、恵みの雨でしょうか?

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