死別反応の1種なのか、夫との死別後、死に関連するドキュメンタリー番組や漫画を見ると、死別体験の記憶が蘇り自責の念や悲しみが急に押し寄せてきます。発作的に涙が止まらなくなり、しばらくひどく落ち込むことが最近多くなりました。
今日は作りかけていた旅行に関するお役立て記事をアップしようと思っていたのですが、なんだかそれどころではなくなってしまった為、ただの私のぼやき話を備忘録程度に残させて頂きます。
誰一人として興味がないかもしれませんが、一人つぶやくままに・・・。
そんな今回は個人的な私の話です。
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目次
夫との死別後 死に関連するものを見ると発作的に涙が止まらなくなる理由とは?

死別反応に関する記事を以前まとめてご紹介させて頂きましたが、これも1種の死別反応の1つなのか・・・。
死を連想する映像ものや死を扱う物語などに過剰に反応してしまうようになりました。
特に、その死により残された遺族の方々の表情や言動などを見たり聞いたりすると、心が
張り裂けそうな感覚を覚えます。
同じく大切な人との死を体験した人は皆そうなるのでしょうか。
昔からよく漫画が好きで読んでいましたが、ヒロインなどの主要人物がラストで死んでしまうと、もちろん悲しいとは思いましたが、ここまで過剰に反応することはさすがにありませんでした。
今となって、以前の私がどれだけ死に対する想像力がなかったのか、危機感や現実味がなかったのかを思い知らされました。
今回、たまたまライン漫画の「潔く柔く」の1巻を試し読みした際に、お互いを大切に思い合っている幼馴染(その当時はまだ恋仲ではなかった)の片方が事故により突然死んでしまった設定の話を読み、ふと自分の今の現状とリンクして感情移入してしまったのか、涙が止まらなくなりました。
このような、特に恋人や配偶者を亡くしてしまう設定の話は、残されたパートナーの気持ちや表情を汲み取ってしまい、まさしく今の自分とリンクしてしまうのだと思います。
また、残された側だけではなく、突然死んでしまったその人の気持ちを想像すると、どれだけの絶望感と孤独感を感じるのか・・・。
両方のやるせない気持ちが心に突き刺さり、苦しくなって涙が止まらなくなってしまいます。
夫との死別により、夫を救えなかった後悔、あの時もっと〜しておけばよかった、わたしが〜していたら死なせなることはなかったかもしれないと、私の中で抱えている後悔や命日などの当時の記憶が蘇り、無性に胸が苦しくなるのです。
これも死別反応の一種なのでしょうか・・・。
死別反応は死別を経験してから経過する時間により精神状態が変化する

死別反応についてもう一度調べてみたところ、死別反応=死別による悲嘆反応のことで、大切な人が亡くなった時に経験する悲しみのことを指すそうです。
悲嘆反応は、死別を経験したその後に経過する時間により精神的な状態が変化していくと考えられています。
死別したすぐは、無感覚・麻痺状態といって、呆然とし何も考えられない状態に陥り、その後動揺の時期を迎え、怒りや自責感を強く感じるそうです。
その後、悲しみが一番強く感じる期間を経た後、亡くした最愛の人との記憶の中と、今生きている現実の世界をいったりきたりするような時期がしばらく続き、考え込むことが多くなりますが、その時期も過ぎていくと、やがて自分が元に戻っていく感覚を覚えるのだそうです。
時間が経つにつれ、初期の悲嘆反応は和らぎ悲しみも薄れ、徐々に他のことを考え、将来に目を向けることもできるようになるそうです。
しかし、”自分の一部を亡くしたような感覚が完全に消えることがない”というのが、最愛の人を亡くした悲嘆反応の特徴だといえるのでしょう。
最終的には、亡くなった人に「こだわること」をやめ、新しい生活を始めるようになり、悲しみが薄らぎ、夜も以前より良く眠れるようになるそうですが、それには個人差があるとされています。
立ち直りまでの所要時間や立ち直る為にどんなことをすべきなのかは、人により対処法が異なりますので、周りの人の協力を得ながらすこしずつ前進していきたいですね。
今私は、夜になると毎日夫のいない現実をただひたすらに寂しく思い、落胆する時間を過ごすばかりです。
前に進めているのかなーと最近では不安になったりします。むしろ以前より後退してるんじゃないのかなー、とも感じます。
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死別反応なのか?衝動的に悲しみでいっぱいになった時の私の対処法

衝動的に悲しみに襲われた時の対処法としては、特別何か新たに行動するのではなく、衝動のままに悲しみ泣いてしまうようにしています。
我慢しても悲しいものは悲しいし・・・
気が済むまでべそべそぐだぐだしても、誰かに迷惑をかけるわけでもないので、その翌日にさえ支障をきたさなければ良いのだと思います。
泣けば泣く分、泣き疲れてぐっすり寝れるような気もします。
疲れてまぶたが重くなってきた頃合いでそのまま眼を瞑れば、また起きた時には新しい一日がやってくるのです。
そうして、一日一日をとりあえず精一杯生きていかなきゃなーと・・・。
生きたくても生きられなかった夫の分まで!
私が読んだ漫画「潔く柔く」が深い 主要人物の死が周りの人の人生にどう影響していくのかがテーマ

今現在、ライン漫画で3巻まで無料お試しで読むことが出来る少女漫画「潔く柔く」を読みました。
この漫画は、女子高生を中心とした登場人物それぞれの成長と、日々の恋愛模様を数話完結のオムニバス形式で描いた作品です。
その中の一番主要な話ともいえるのが、幼馴染のハルタとカンナ2人が共通の友達2人を含めて紡ぎ出す4人の恋愛模様のストーリーです。
読んいてとても切なく感情移入してしまいました。
ちらっとだけ内容を紹介すると、ハルタは幼い頃から幼馴染のカンナが大好きだったのですが、想いをきちんと告げられないまま、事故により突然死亡してしまいます。
事故が起こるその頃、カンナはハルタの友達の別の男の子とデートをしていました。
自分の知らないところで、事故により一人孤独に死んでいったハルタに、カンナは後悔と自責感を募らせ体調を崩すなど、日々の生活がガラッと変わってしまいます。
ハルタがいなくなった世界でカンナの未来が続く中、どのように毎日を生きていくのかがとても気になる作品です。
読んでいて、カンナが自分を責めハルタに謝りつづける姿に、涙が止まらなくなります。
状況は違えど、その気持ちに痛いほど共感してしまうのです。
全巻はまだ読んでおらず、最初の部分しか読めていない為、これから全巻借りて少しずつ読んでみようかなと思います。
興味のある方はぜひ見てみてください。
コメント
初めまして、福岡に住む46歳の主婦です。ブログ、拝見させて頂いてます。私も今年2月に最愛の夫を突然死(うちの場合は心筋梗塞だろうと診断)で亡くしました。
私も毎日、魂の存在を確かめたくてネットばかり見てる中、あなたのブログに会えました。
私も夫を亡くした直後から、心の中の叫び出したい気持ちをどこかで吐き出したいと、訳も分からないままブログを始めてみたところです。
あなたのブログを見て、私の気持ち、考える事が一緒で、この辛さを絶えてる人が私の他にもいるんだなと思うと、安心というか生きていく力をもらえた気がしてます。
あなたは若く、お子さんも小さく、私よりずっと大変でしょう。
私は子供は2人いますが、幸いに2人とも成人しております。でも、子育ての終わってしまった私には生きがいを見出だせなくなって、この先いつまで続くかわからない1人の人生に不安が拭えません。
夫に対しても後悔と懺悔の日々です。私にはあの人しかいなかったのに
でも、生きていかなければならないんですよね、
これからも頑張って生きていきましょう。私より若いあなたを私は応援してます。ありがとう。
ルーさん初めまして
返信にお時間を頂いてしまい申し訳ございません。
コメントは当日にすぐ拝見しまして、とてもうれしく思いました。
旦那様を亡くして、お子さんも成人されているとのことで寂しさが募るばかりかと思いますが、
一度きりの人生、主様を選ばれた旦那様にいつまでも誇ることが出来る主様であってほしいと思います。
私自身もそうでありたいと日々思っていますが、それでも弱気になったりめそめそしたり、
まだまだですが・・・。
私も主様を心から応援しています。
一緒にこれからの未来、楽しみや生きがいを一つでも多く見い出し、笑顔で過ごしましょう。