出産と月の満ち欠けは何かつながりがあるの?出産間近な妊婦さんは、ぜひとも月夜の散歩がお勧めです!
満月の夜に陣痛がきて出産した私の実体験に基づき、その数日前のある行動についてご紹介したいと思います。
予定日を過ぎてもなかなか赤ちゃんがうまれる気配がなく、子宮口も全く開いておらず、毎日焦っていたよなまま。
周囲の人から、赤ちゃんが生まれる日って満月が多いんだよ!と言われることが度々ありましたが、そんな迷信のような話は正直信じていませんでした。
そんな私の実際の出産体験をもとに、出産と月の満ち欠けの関係性を調べ、まとめてみました。
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目次
潮の満ち引きと出産の関係性 大潮の日には太陽と月 2倍の引力が発生

月は、大潮という、潮の満ち引きの差が1番大きい日に満月もしくは新月となります。
また、この大潮の日には、太陽と月と地球が一直線上に並ぶことにより、地球上の海水は、”太陽+月の引力”2倍のパワーにより、引き寄せられることになります。
というのも、海の高さは一定ではなく、1日2回高くなったり低くなったり規則的変化していますが、これは月の引力が原因とされています。
それに、地球の自転の遠心力の影響も加わり、月に面した海はいつも満ち潮で、その反対側は月の引力の影響は弱くなります。
また、月は地球の周りを約27日ほどの時間をかけてゆっくりと公転しており、海面はこの動きにあわせて、満潮になったり干潮になったりして波の高さが変わっています。
この月の動きに太陽の動きがかさなって、潮の満ち引きの大きさが決まります。
大潮という最も潮の満ち引き差の大きい日に、月は満月・新月になりますが、逆に小潮という最も潮の満ち引きが小さい日には、上弦の月と下弦の月になります。
この現象は、新月から次の新月までの間にほぼ2回ずつ現れるようです。
不思議なのが、月の27日という公転周期は、偶然にも女性の生理周期とほぼ一致しているのです。
出産を目前に控える妊婦さんの身体の神秘 体内の羊水と月の引力の関係性とは?

私たちの身体の80パーセントは水分で作られており、特に妊娠中は多量の羊水をお腹の中に抱えています。
羊水とは、ひと言で答えるなら「赤ちゃんを守り、育てる海」だといわれています。
よく「生命の源は海」といわれますが、妊娠中のお母さんの子宮を満たす羊水は、まさに海のようなもので、赤ちゃんにとって、なくてはならない生育環境です。
この羊水にはクッションの役目があり、お母さんが転んだり、お腹に何かがぶつかっても、胎児に直接衝撃が伝わらず、常に守ることができています。
また、この羊水の中で、赤ちゃんは自由に運動して筋肉や骨格を発達させ、この世に生まれるまでの十分なトレーニングをしているのです。
羊水量は、赤ちゃんの成長の段階によって変わり、一般的には妊娠週数が進むにつれて増えていき、30~35週に約800mlとピークを迎え、40週を過ぎると500ml以下になり減少していきます。
この神秘的な羊水を含む妊婦さんの水分量が、満月や新月の日の出産と大きな関連例を持つのではないかと考えられているそうです。
冒頭でもお話した通り、大潮と呼ばれる潮の満ち引きの差が大きい日に、満月もしくは新月となります。
この満月や新月の日に太陽と月と地球が一直線上に並ぶことで、太陽と月の2倍の引力が働き、私たちの体内の水分も、海と同じように引き寄せられている影響を受けていると考えられます。
実際に地球の約70%程にもなる果てしないほどの大量の海水でさえ、潮の満ち引きを発生させるほどの強大なパワーを持つ月の引力。
そのように考えると、人間の体内にある水分なんて微々たるもので、いとも簡単に引き上げられると思われます。
満月の日の出産と潮の満ち引きの関係 実際のデータと研究された結果は?

実際の研究結果として、アメリカの精神科医A.L.リーバー博士により、新月や満月の時期はそれ以外の時期に比べて、およそ10%出生率が上がったことが証明されています。
ちなみに、妊娠しやすいのは満月より新月の日だと発表されています。
月には科学で解明できない不思議な力が宿っていることは昔からのまぎれもない事実だと、数々の世界中の研究者や医療関係者が語っているそうです。