1歳の赤ちゃんの予防接種が遅れた場合のスケジュールの組み方とは?

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我が子は1歳2ヶ月と3週目に入ってから、1歳の予防接種を受けました。その実際の体験談から、遅れて接種する場合の注意点をご紹介します。


こんにちは!
よなままです。


今回は前回に引き続き1歳の赤ちゃんが受ける予防接種についての内容になります。
(興味のある方はこちらもご覧ください⇨1歳の予防接種スケジュールを決める際に知っておきたいポイント5選
満1歳を迎えたと同時にスムーズに予防接種を受けることが一番ですが、様々な原因により遅れてしまうこともあるでしょう。


そんな実際に遅れてしまった我が子の予防接種のスケジュールからご紹介していきたいと思います。



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1歳の我が子の遅れて始まった予防接種スケジュールについて



我が子の予防接種の初回は、1歳2ヶ月と3週目の時でした。

満1歳を迎えてから約3ヶ月ほど遅れてスタートしてしまった為、一般的とされる予防接種のスケジュールとは異なり、ワクチンの優先順位も変わりました。


子供が受けた初回の予防接種は、

『MR 麻疹風疹+肺炎球菌+ヒブ』

の同時接種となりました。


そして1ヶ月後に、

『水ぼうそう、おたふく風邪、4種混合』

の同時接種を受けることになっています。


本来であれば、通っているかかりつけの小児科では、『MR 麻疹風疹+水ぼうそう+おたふく風邪』を満1歳と同時に接種し、その1ヶ月後に『肺炎球菌+ヒブ+4種混合』を受けるという流れになるとのことでした。


しかし、私のように初回の予防接種が遅れてしまった場合は、ワクチンの優先順位の付け方を変えてイレギュラーな対応をすることがあるそうです。

具体的な理由として、我が子の場合は、ほとんど1歳3ヶ月を迎える直前で1歳の予防接種を受けることになった為、日本小児科学会の基準である、『肺炎球菌の接種推奨期間である1歳3ヶ月』を満たす為、肺炎球菌ワクチンの接種を先に行うことになったのです。


次にこの接種推奨期間について詳しくご紹介します。




1歳の予防接種ワクチンの優先順位とは?遅れた場合に注意したい接種推奨期間って何?



1歳の赤ちゃんが受けるべきとされている予防接種には接種推奨期間というものがあります。

これは定期接種ワクチンでも任意接種ワクチン(=おたふく風邪)でも存在しています。

接種推奨期間というのは、日本小児科学会が総合的にみて一番ワクチンを接種するのに有効な期間として定めているものです。

また、接種可能期間と定義されているものもありますが、これは最善の接種推奨期間に予防接種を受けることが出来なかった場合でも、料金を払うことなく無料で受けることができる期間という意味があります。
(任意接種の場合はもちろんお金がかかります。)

それでは実際に、ヒブ、肺炎球菌、4種混合、MR 麻疹風疹、水ぼうそう、おたふく風邪の6種類の接種推奨期間と共に接種可能期間を1つずつ見ていきましょう!



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ヒブワクチンの接種推奨期間と接種可能期間とは?


ヒブ(インフルエンザ菌 b 型 )
〜不活化ワクチン〜

◆定期接種推奨期間
⇨④回目のワクチン接種は12-17ヶ月まで

◆定期接種可能期間
⇨5歳の誕生日を迎えるまで


日本小児科学会では、『12-17ヶ月の間を推奨期間としてはいるが、 12 ヶ月から接種することで適切な免疫が早期に得られる』として、満1歳で出来るだけ早く接種することをすすめている。

一般的に自費の場合になると7千円前後になります。



肺炎球菌ワクチンの接種推奨期間と接種可能期間とは?


肺炎球菌
〜不活化ワクチン〜

◆定期接種推奨期間
⇨ ④の追加ワクチンは1 歳から 1 歳 3 か月まで

◆定期接種可能期間
⇨5歳の誕生日を迎えるまで(4歳のうち)

接種可能期間である4歳のうちに受けることが出来なかった場合は、満5歳から6歳の誕生日を迎えるまでに任意で接種することができます。
この場合は無料ではなく実費になる可能性が高い為、必要に応じ地方自治体の保健センターに確認すると良いでしょう。

一般的に自費の場合は8千円前後になります。




4種混合ワクチンの接種推奨期間と接種可能期間とは?


4種混合(ジフテリア、百日咳、破 傷風、ポリオ)
〜不活化ワクチン〜

◆定期接種推奨期間
⇨④の追加ワクチンは12-23ヶ月まで(2歳の誕生日を迎えるまで)

◆定期接種可能期間
⇨7.5歳まで


7.5歳から10歳以上は任意可能接種期間となる為、受ける場合には一般的には実費負担となり、8千円前後となります。





MR 麻疹風疹ワクチンの接種推奨期間と接種可能期間とは?


MR(麻疹風疹)
〜生ワクチン〜


◆定期接種推奨期間
⇨①のワクチンは、1 歳以上 2 歳未満 まで

⇨②のワクチンは、5 歳以上 7 歳未満まで


◆定期接種可能期間
⇨定めなし



①のワクチンで推奨期間内に接種出来なかった場合には、定期接種可能期間扱いではなく、任意接種可能期間になる為、有料で受けることになります。


②のワクチンの場合では、7歳を超えると任意接種可能期間となり、①と同様自費で接種することになります。

その場合は、8千円〜9千円程が一般的です。





水ぼうそうワクチンの接種推奨期間と接種可能期間とは?


水ぼうそう
〜生ワクチン〜

◆定期接種推奨期間
⇨①のワクチンは12-15 ヶ月まで
⇨②のワクチンは18-23ヶ月まで


◆定期接種可能期間
⇨①のワクチンは16-17ヶ月まで

⇨②のワクチンは2歳から3歳まで


これらの期間内に受けることができなかった場合は任意接種となる為、一般的には自費で受けることになります。

自費だと、大体6千円〜7千円程となります。



おたふく風邪ワクチンの接種推奨期間と接種可能期間とは?

おたふく風邪
〜生ワクチン〜

日本では、おたふくかぜの予防接種は、任意により費用が自己負担であるため、受けない人も多いワクチンになります。
地域によっては助成制度がありますが、私の地域の場合は5千円になります。

◆任意接種推奨期間
⇨①のワクチンは12ヶ月-15ヶ月まで

⇨②のワクチンは、満5歳から7歳の誕生日を迎えるまで


◆任意接種可能期間
⇨①のワクチンは、15ヶ月-5才の誕生日を迎えるまで

⇨②のワクチンは、7 歳以上



日本小児学会では、『予防効果を確実にするために、2 回接種が必要である ①のワクチンは 、1 歳を過ぎたら早期に接種することが望ましい』との説明がされています。




ここまでが、1歳の赤ちゃんがすぐに接種するべきとされている6つのワクチンの内容になります。

まだ1歳の赤ちゃんは免疫力が低く体力も十分ではない為、どうしても体調がすぐに悪くなってしまいがちです。

病気や怪我などの様々な状況により予防接種が遅れてしまうことは十分あり得ることですので、予防接種推奨期間内に受けることが出来なかった場合には、早急に予約を入れて受けるようにしましょう。

予防接種可能期間内に対応が出来るといいですね!

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