赤ちゃんが発熱後や下痢などの病気の際に低体温になる原因3選

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実際に1歳の子供が胃腸炎により発熱した後に低体温が3日間ほど続いてしまった経験を元に、高熱後に低体温になってしまう原因を3つに分けてご紹介します。

(胃腸炎と突発性発疹により数日間低体温が続いてしまった実体験はこちら⇨突発性発疹はいつまで続くの?完治までの8日間を発疹画像と共に詳しくお伝えします

こんにちは!
よなままです。
(yonamama_blog)

私と同じように、赤ちゃんや子供が低体温で心配・・・というパパさんママさんにとって少しでも参考になる情報を、実際に私の子供の信頼できるかかりつけ医師に聞いたので、わかりやすくまとめてみました。

少しでもお役に立てる情報であれば幸いです。


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そもそも赤ちゃんの低体温ってどういう状態?何度から低体温って呼ぶの?



赤ちゃんの平熱は運動や気温の影響を受け、36.5~37.5℃の間で変動しますが、一般的に体温が36℃より低くなっている状態を「低体温」と呼びます。

赤ちゃんは自律神経が十分に発達しておらず、体温調節がうまくできない為、様々な要因で容易に体温は上がり下がりをします。

特に最近では小学生や乳幼児まで、低体温で悩むことが増えてきたとされていますが、その原因の1つに、低体温症の保護者が増えつつあることで、そのような保護者と一緒に過ごすことが、低体温になりやすい環境やきっかけを同じくし、冷えやすい身体をつくっているとされています。


また、低体温の原因は生活習慣にあるとも考えられており、特に食生活の乱れが大きな原因になっているといわれています。

赤ちゃんが体温を保つ為には、糖質・脂質・たんぱく質を食べ物を食べることによってエネルギーに換えながら熱を作りだしていますが、体内で糖質をエネルギーに変える時に必要なミネラルとビタミンなどの栄養素が不足してしまうと、体温が上がらりづらくなり、低体温につながってしまいます。

具体的にミネラルとビタミンでは、主に亜鉛・マグネシウム・鉄・セレンなどの摂取が必要とされています。

最近では、加工精製食品の取りすぎの傾向でもミネラル・ビタミンは不足してしまうので、日常的に注意が必要です。




赤ちゃんが低体温だとどんなリスクがあるの?考えられる様々な影響とは?



赤ちゃんや子供の低体温が慢性化することで、免疫力が下がったり、体温を元に戻そうと体の機能が常に稼働しつづけてしまい、余分なエネルギー消費につながり体力の消耗が激しくなります。

また、低体温になると血の巡りが悪くなる為、新鮮な血液が体中に行き渡らなくなります。
血液や血中に含まれる酸素も足りなくなることがあり、酸素の不足により、頭がボーッとしたり身体を動かす気力がなくなるなどの影響を与えます。

特に、血液を送る心臓から離れている部分から行き渡りにくくなる為、赤ちゃんの指先やつま先に異常な冷えが起こる場合があります。

他にも、赤ちゃんの低体温は、消化機能が上手く働かなくなったり、自律神経が乱れるなどの影響もあります。

低体温が慢性化し、適切な対処を取らずにい続けることで、様々な病気にかかりやすくなったり、最悪の場合、普通の風邪でも重症化する可能性があります。



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赤ちゃんの低体温ってどんな時に起こることが多いの?発熱後や下痢の時になりやすい理由3選



私の1歳の子供も、ウイルス性胃腸炎と突発性発疹の併発時に、発熱が3日間続いたことがあり、やっと解熱したと思ったその日から急に体温が異常に低くなることがありました。

熱を測ると大体35.5度辺りをいったりきたりしていて、およそ3日間程ずっと低体温の状態が続きました。
見るからに肌も青白く、手足は氷のように冷たくなったりしましたが、一番すぐに気付いた子供の変化は、唇の色も青ざめていたことでした。

発熱で数日間高熱の状態が続いたあとやっと解熱したと思ったら、異常に体温が低くなってしまったということはよくあるとかかりつけの医師に言われました。

その際に教えて頂いた原因3つをこれからご紹介します。



赤ちゃんが発熱後や下痢の時に低体温になりやすい理由①

運動量の減少による筋力の低下




赤ちゃんが何らかの病気になり、運動量がいつもよりも格段に減少することで、血液を送る筋力を刺激しない状態が続き、一時的に筋力が低下し、低体温につながりやすくなります。


これは、細胞の中にあるミトコンドリアという物質が熱を発生させているのですが、筋肉量が減少することでミトコンドリアの数も減ってしまい、普段の体温が維持できずに下がってしまうのだといわれています。



赤ちゃんが発熱後や下痢の時に低体温になりやすい理由②

体の不快感や痛みを感じることで、強いストレスを感じる




大人と同じように赤ちゃんや子供にも痛みや身体の不快感を感じることによる、冷や汗をかくような現象が起こるといわれています。

特に下痢の時には腹痛を伴うことがあり、痛みによるストレスがかかると、自律神経が乱れ、視床下部の働きにも影響を及ぼし、体温の低下につながります。

また、視床下部の乱れが嘔吐中枢を刺激し、吐き気を催し、嘔吐につながることもあります。



赤ちゃんが発熱後や下痢の時に低体温になりやすい理由③
発熱中の食欲の衰退により、熱やエネルギーを作る食品の摂取量が減る




発熱中は基本的に消化の良いものを食べさせているため、いつもより食べる量が少なめだったり、負担がかかりやすい油分や魚・肉は避けたことにより摂取した食材が限られていることが多くあります。
中には何も食べられず、口にする物は水分補給だけという状態の赤ちゃんもいます。

それにより、食事からのエネルギーの補給が減り血糖が下がり、作られる熱も減ってしまうことで低体温になってしまう可能性があります。



他にも考えられる原因ってあるの・・・?


他にも、『高熱が出ていた際に多量の汗をかいた後冷えてしまった』、『部屋にある扇風機やエアコンの風などが赤ちゃんに直接あたることにより、体温がどんどん低下していった』、『そもそも部屋の温度が低い、寒い』などの原因も考えられますが、そのような場合は赤ちゃんが不快を感じて発するサインにより、親が気づき対処することが多いのかなと思います。

その為、このような原因で低体温が重症化するケースはあまりないのかもしれませんが、今一度赤ちゃんを取り巻く生活環境を見直すことも大切です。


そもそも、一般的に赤ちゃんや子供が何らかの病気になり高熱を出した後は、解熱したタイミングでガクッと体温が下がり低体温になることは極めて多いようです。

この現象は、上記の様々な原因が考えられますが、大半は一時的なもののようで、数日後には自然に改善されるようです。


しかし、中には緊急を要する低体温もある為、子供の様子を日頃からしっかり観察し、適時必要な対処をタイムリーに出来るようにしましょう。



緊急性があるか判断する際の低体温の悪化の知らせとは?発熱後は特に注意


赤ちゃんの体温が35℃以下となった場合や、数日間にわたるウイルス感染により高熱が続いた後は、特に要注意とされており、免疫力が低下してしまい体力を消耗している時こそ低体温になりやすく、重症化してしまうリスクがあります。

ちなみに、35℃は『内臓機能は正常範囲で働くことができるけれど、ガン細胞が最も活発に増殖し始める』という水準もあります。



低体温の悪化のサインとしてはいくつかありますが、ここでは主なサイン6つをご紹介します。

①環境温度を調整しても体温の上昇がみられない

②赤ちゃんが飲む授乳量やミルク量が極端に減り、水分や栄養がほとんど摂取できなあ

③ぐったりしていて活気がない、目の焦点が合わない

④脈が一定ではなく急に飛んだり極端に遅くなるなど、不整脈の症状が現れる

⑤無呼吸発作が頻発する

⑥赤ちゃんのおしっこの量が減る、もしくはほとんど出ない



ちなみに、大人でも35.5℃でも代謝機能低下や排せつ機能低下、自律神経症失調症の発症、アレルギー症の発症など体の機能が狂い始める為、赤ちゃんの場合は特に注意が必要です。

すぐに体温を少しでも上げられるよういつもよりも厚着を心掛け、温かいものを食べさせるなどの工夫をする必要があります。




いかがでしたか?

赤ちゃんや子供さんが低体温で悩んでいるパパさんママさんにとって、これから何かしらの行動をする際に、1つの目安となれれば幸いです。

何らかの病気になり急な発熱から数日間にわたる高熱が続いた場合には、どうしても解熱後は低体温になりやすい為、パパさんママさんはあまり神経質にはなり過ぎず、赤ちゃんの回復をゆっくり待ってあげてください。


もし自分で判断が迷う際には、かかりつけ医師に相談するか、近場の小児科へ行くなどして、お医者様の適切な判断を仰ぎましょう。


はやく低体温が改善されますように!

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