ここでは、私が子宮内胎児発育遅延という病気を診断された前後の、診断される前についてと、管理入院の様子〜出産するまでのお話を、何回かに分けてご紹介していきたいと思います。
初めまして!
一児の新米ままをやっています、よなままと言います。こんなページまで見に来てくださり、本当に有難うございます。
私は管理入院中、毎日のように自分自身を責めてしまい、赤ちゃんをお腹に宿していたあっという間の貴重な時間を、上手に楽しむことが出来ませんでした。
ただその中で、インターネットを通じて、同じく診断された先輩ままさんの経験談だったり、この病気について詳しく紹介してくれていたサイトを見ることで、安心したり励まされたりした経験があります。
そこでふと思ったのが、私のこの入院生活の話も、不安を抱えている同じくママになる方に、少しでも参考になるかもしれない、と思うようになりました。
そこで今回、自分のブログを持たせていただきまして、拙い文章ではありますが、少しでも誰かの役に立つ情報をアップできたらなーと考えています!
それでは、子宮内胎児発育遅延(子宮内発育不全とも言うらしい)という病気についてを、私の経験談に基づきご紹介していきます。
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子宮内胎児発育遅延だと診断された時期と赤ちゃんの体重の増え方について

私は妊娠後期の妊娠してから約10ヶ月頃に、いつもの妊婦健診でこの病気を診断されました。
なかなか聞いたことのない病気なのかなーと思います。私もその時にお医者様から言われるまでまったく知りませんでした。
診断されるまでの流れですが、妊婦検診36周までは、毎回赤ちゃんの体重は約200g以上増加しており、順調という話を頂いていました。
後期に入った妊婦健診の妊娠36週では、赤ちゃんの体重が2290gでした。
ここから、妊娠10ヶ月に入ったため、1週間ごとに妊婦健診を受けることになったのですが、次の37週から、赤ちゃんの体重が停滞するようになってしまったのです。
実際37週での赤ちゃんの体重は2211g。前回と比べると、マイナス79gとなりました。
ここの段階では、先生には、「エコーは毎回正確な数値を出すことは難しい。赤ちゃんの向きによっても誤差がでる。」と言われました。
初めは私も少しひっかかりましたが、そのように言われこともあり、次は大きくなってるだろうと自分に言い聞かせ、心配しすぎないようにしていました。
その次の妊婦健診38週目、赤ちゃんの体重は2229gでした。前回に比べると、プラス18g。
この時に先生から言われたことは、「2週間前から体重が増えてないねー。」ということ。
さすがに私も不安になって、なぜですか?と聞いたところ、「一概にこれという原因はいえない。母体側か赤ちゃん側かに原因があるかもまだわからない。とりあえず赤ちゃんが2500gを超えたら安心できるから、明日から入院しましょう。」と言われました。
・・・?
え???
入院??
というように、急に入院が決定しました。
その場で固まってしまった私を見て、「大丈夫ですよ、ごはんを食べて、ゆっくり寝て、という生活を送るだけです。ただし、毎日ブドウ糖の点滴だけすることになります。その栄養で、赤ちゃんの体重をもう少し増やしていきましょう。」との先生からのお話がありました。
すぐさま先生は、入院する際に必要となる承諾書と診断書を合わせて用意され、その文面を一つ一つ私に口頭で説明しながら話をされました。
子宮内胎児発育遅延 診断時で先生から話されたことの内容 治療と費用について

①治療内容について
ぶどう糖点滴による注射治療と安静により、母体に栄養を送る治療を実施
目指すべき治療後の状態とは
赤ちゃんの体重2500g以上
⇨2500g未満の赤ちゃんを、低体重出生児と呼びます。
一つの目安としてこの体重を超えることが、赤ちゃんの身体機能の発達を確実にさせると言われています。しかし、それは必ずしも100%ではなく、低体重出生児でもまったくリスクなく、健康に生まれる場合もありますし、逆に体重が2500gを超えていても、何らかの問題を有している場合もあります。
一つの目安としてこの体重を超えることが、赤ちゃんの身体機能の発達を確実にさせると言われています。しかし、それは必ずしも100%ではなく、低体重出生児でもまったくリスクなく、健康に生まれる場合もありますし、逆に体重が2500gを超えていても、何らかの問題を有している場合もあります。
私の場合、37週まで順調に赤ちゃんの体重が増えていた為、2500グラムまでのあともう少し、数字でいうと300グラムほど頑張って増やそうと言われました。
入院はいつまでとは今の段階ではハッキリしないので、通常通り一週間ごとの妊婦健診での赤ちゃんの体重をみていきましょうと言われました。
②入院の費用について
⇨高額療養費制度
詳細の説明はありませんでしたが、これを使うことになる旨の話はあり、早めに確認しておくよう言われました。
・簡単な入院生活の際に必要な持参物
⇨別紙で書かれたプリントを頂きましたが、口頭でも簡単に説明されました。
この時の私は、まさか入院するなんて考えてもいませんでしたし、赤ちゃんだって順調に育ってると思い込んでいたので、本当にショックを受けました。
私の栄養面で問題があるから、赤ちゃんに栄養がいかなかったんじゃないか、と自分を責めていました。なぜなら、私は自分の食生活のことを日頃とても心配していたのです。
今思えば、何もトラブルの起きない出産というのは本当に奇跡なんだと思います。私以外のママさんたちもそれぞれ悩みや不安があって、その中で一人一人懸命に赤ちゃんと向き合いながら、毎日赤ちゃんを頑張って育てているのですよね。
出産した今となっては、そのように考えられるのですが、当時の私は上手く前向きになれず、初めての妊娠に少し神経質になっていたように思います。
なんでこんな出産前に入院なんて・・・とふさぎ込んでしまっていました。
現在入院の中の方、これからママになろうとしている未来のママさんへ。
妊娠・出産はそれぞれの形やストーリーがあります。
それは一人一人違うもので、同じものはまったくありません。
だからこそ、今のあなた自身の現実を受け入れ、赤ちゃんがお腹にいるこの素晴らしく貴重な時間を、後悔しないようにしてほしいと思います。
ぜひ、この貴重な時間を前向きに楽しむことが大切なのだと感じています。
妊娠・出産はそれぞれの形やストーリーがあります。
それは一人一人違うもので、同じものはまったくありません。
だからこそ、今のあなた自身の現実を受け入れ、赤ちゃんがお腹にいるこの素晴らしく貴重な時間を、後悔しないようにしてほしいと思います。
ぜひ、この貴重な時間を前向きに楽しむことが大切なのだと感じています。
今は辛いかもしれませんが、お腹の中の赤ちゃんはママに会えるのを絶対待ち望んでいますよ!お互いにやっと対面できるその日を、ママも赤ちゃんも楽しみに待ちましょうね。
子宮内胎児発育遅延 診断時の流れまとめ

①赤ちゃんが子宮内胎児発育遅延だと診断されたのは、赤ちゃんの体重が2週間停滞したタイミングの37週の検診時。それまではまったくそのような可能性の話はなく、突如言い渡されてしまった。
②目指すべき目標は、赤ちゃんの体重2500g以上。それをクリアできたら、退院も検討できるということ。
②目指すべき目標は、赤ちゃんの体重2500g以上。それをクリアできたら、退院も検討できるということ。
次回は実際の入院生活についてご紹介していきますので、興味のある方は是非ご覧ください!